イホシロ窯が手がける美濃焼の箸置き。

ぷっくり、つやつや。
まるで本物のどんぐりのよう。
ミズナラ、アラカシ、マテバシイ。
どれも日本に自生するどんぐりたち。
今までどんぐりの名前や種類なんて気にしたことがなかったけれど、これを使い始めてから秋になると自然と目に入るようになった。
秋が待ち遠しくなる。
箸置き一つで、そんなこともあるらしい。
イホシロ窯が手がける美濃焼の箸置き。

ぷっくり、つやつや。
まるで本物のどんぐりのよう。
ミズナラ、アラカシ、マテバシイ。
どれも日本に自生するどんぐりたち。
今までどんぐりの名前や種類なんて気にしたことがなかったけれど、これを使い始めてから秋になると自然と目に入るようになった。
秋が待ち遠しくなる。
箸置き一つで、そんなこともあるらしい。
朝から空がどんより曇っていて、時々小雨も降っていた。
髪がうねるから、一つにまとめて家を出た。
今日は木曜日。まだ二日もある。
俯き加減で歩いていると、白くて丸いふわふわが見えた。
帰りも丸いままだといいなと思いながら、仕事に向かった。
帰り道、まだ丸かった。
意外と耐久性がある。
明日も丸いといいな。

金曜日も丸かった

箸置きは別になくてもいい。なくても特段困らない。
なのに今日も、わさびの箸置きに合う箸の色について考えている。
忙しい日は、台所に立つ気力もない。惣菜とカットトマトを急いで食べる。
時間がある日は、白い皿がいいか、黒がいいか、青がいいか、暫く悩む。
鉄フライパンで調理する際、タンパク質と炭水化物の挙動の違いについて真剣に考えることもある。
無駄かもしれない。でも、落ち着く。

父は時々、私に英単語の意味を聞いてくる。
ある土曜日の昼、実家に帰るとまた父から聞かれた。
「“Papa out ai”ってどういう意味?」と。
だから私は答えた。パパはAIが苦手だと。
父はしっくり来ない顔して部屋に戻って行った。
だから、私はチャットgptに聞いた。
パパはAIに大慌てと返ってきた。
父の部屋から音楽が聞こえてきた。
歌詞は分からない。
ただ、絶対に「パパはAIが苦手」でも、「パパはAIに大慌て」でもない。そんな気がした。
今日も平和だ。

猫がわざわざ私の腹を踏みつけて横ぎっていく。
暑くて布団から足を出したら、指をたまとって逃げていく。
冷蔵庫の前に行くとスリスリしてくるので鰹節をあげる。
匂いをかいで逃げていく。
新しい鰹節を開けたら戻ってきてスリスリする。
古いのは私が食べる。
今日も平和だ。