パンケーキの焼き色は、忍耐力の証。— 鉄フライパンで作るパンケーキ

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鉄フライパンでパンケーキを焼いてみた。
炭水化物だから難易度が高いだろうと思っていたが、結果は予想と違った。

最初はくっつくこともあるし、まだ固まっていなくて持ち上げられないこともある。いずれにしても、表面が焼き固まってくると軽い力で剥がれる。

もし、中央が少しくっついていても、木、シリコーン、ステンレス、どのフライ返しでも問題なく剥がせるくらい接着力は弱い。

鉄フライパンで調理する中では、かなり扱いやすい部類に入ると思う。


作り方

分量はパンケーキミックスの表記通りで作った。

卵と牛乳を泡立て器で混ぜてから粉を入れる。
牛乳に粉を入れて、後から卵を加えたら分離して均一に混ざらなかった。

弱火で焼く。
薄いパンケーキなら蓋はあってもなくても問題ない。分厚いパンケーキを作る場合は蓋をした方が中央の生焼けを防げる。


卵・砂糖あり/なしの比較

卵あり・なし、砂糖あり・なし、それぞれ試してみたが、くっつき具合に大きな差はなく、砂糖は若干焦げやすくなるという程度だった。

卵は焼き色に違いが出る——卵ありの方がきつね色に仕上がる。
くっつき具合を心配して卵を入れる必要はないが、綺麗な焼き色にしたい場合は入れると良いと思う。


牛乳の量

牛乳を多めに入れると生地が緩くなり、薄く広がったパンケーキになる。ただ、くっつき具合には影響しなかった。


火加減が大切

パンケーキで一番重要なのは火加減。
弱火でじっくり焼けば失敗し難い。

早く焼きたくて中火にしたら、少し焦げた。
早めに返すと白っぽい仕上がりになる。

表面にふつふつと気泡が出てきて、縁が乾いてきたら返すタイミング。それまでは触らずに待つ。


予熱について

鉄フライパンは十分に予熱してから使うのが基本だが、パンケーキは予熱が不十分でも問題なかった。

鉄フライパンで肉や卵を焼く場合、予熱不足だと表面に張り付いたまま強い接着力で焼き固まるが、パンケーキは予熱不足でも剥がれた。これは、小麦粉の特性によるところが大きいと思っている。

小麦粉のデンプンは加熱されると糊化するが、焼き固まってくると表面が乾いて接着力が弱まる。また、生地全体が均一に焼き固まり、一つの塊となるため、剥がす際に圧力がかかったとしても壊れ難い。

予熱をしっかりした場合は、生地を入れる直前に濡れ布巾にあてて一瞬温度を落とすと焦げ難くなる。特に最初の1枚。


油について

私の場合、最初に大さじ1/2杯を引いただけで、途中で足さなかった。それでも最後までくっつかずに焼けた。

これは、鉄フライパンの特性によるものかもしれない——表面の微細な凹凸、使い込むほど育つシーズニング層が油分を保持する性質、蓄熱性が高く温度変動が少ないこと。

ただ、小麦粉の特性が関係している可能性もある。
正直なところ、はっきりとは分かっていない。

ちなみに、油が多すぎると色むらになるらしい。
確かに2枚目以降の方が均一な焼き色になった気がする。


まとめ

卵、砂糖、牛乳の量——どれもくっつき具合には影響しなかった。
思っていたよりずっと鉄フライパンと相性が良かった。

鉄フライパンでパンケーキを焼くのに必要なのは、適切な火加減と忍耐力。

忍耐力に自信がないなら、卵と蓋が多少の助けになるかもしれない。

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