

「ぎやまん」は、江戸時代にガラス製品を指した言葉だ。
語源はポルトガル語の diamante(ダイヤモンド)といわれている。明治時代以降は「ガラス」という呼び名に取って代わられ、今では殆ど使われない。
カネコ小兵製陶所のぎやまん陶は、磁器でありながらガラスのような透明感と、漆器のような深い色艶を持つ。
実物を見ると、「ぎやまん」という古い言葉がよく似合う。
皿には放射状にしのぎが入っていて、自然と真ん中に視線が集まる。盛りつけられた料理が主役になるデザインだ。
カラーは茄子紺、漆ブラウン、墨ブラック、利休グリーンの4色。
私は茄子紺と漆ブラウンを使っていて、どちらも料理を美味しそうに見せてくれる。
特に、茄子紺は料理を瑞々しく見せ、漆ブラウンは料理をより味わい深く見せてくれる気がする。

スーパーの寿司

ハンバーグ
実用性も高い。食材の色が移りにくく、温める程度なら電子レンジにも使える。比較的軽く、普段使いしやすい。
このシリーズは数年にわたる試作の末に完成したという。
「飴釉を扱うと窯元がつぶれる」とまでいわれた釉薬を使いこなし、2008年の発売以来、世界中で愛されている。
実際に使ってみると、その理由が分かる気がする。
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