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  • 箸置き沼の独り言 #2 箸置き置き

    ついに、箸置き置きを手に入れた。

    もちろん、それぞれ単体でも可愛い。

    でも、箸置き置きに載せると、可愛さが倍増する。

    ※箸置き置きとは、皿型の箸置きのことである。

  • HARIOの冷蔵庫ポット/麦茶ポット

    HARIOと言えば、日本製の耐熱ガラス。
    丈夫で扱いやすく、価格も手頃なので、気づけば家にいくつもある。

    このポットもその一つで、特に気に入っているのは水切れの良さだ。

    密閉式の蓋ではないため、私は毎回外して使っているが、勢い余って多量の水を注いでしまっても、水滴1つ垂れない。普通に注げばなおさら垂れない。

    気持ちが良い。


    製品特徴

    素材 
    ガラスは100%天然素材から作られている。
    重金属は一切使用されていない。

    耐熱性
    熱湯をそのまま注げる。

    大容量
    容量は1400ml。
    やかん約1杯分のお湯が入る。

    収納
    冷蔵庫のドアポケットにすっきり収まる。
    ハンドル付きなので取り出しやすい。

    手入れ
    蓋は簡単に取り外せる。
    シンプルな構造で洗いやすく、乾きやすい。
    食洗機にも対応している。


    購入先

    HARIOの冷蔵庫ポット(Amazon JP)


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    HARIOの急須とマグカップ

  • なんでも一番じゃなくていい

    先生は誰でもすぐに褒める。

    昨日は看護師さんに「あなたは綺麗」と言ったあと、
    「私は顔は綺麗じゃないけど、頭は良かった。」
    と笑っていた。

    今日も、通りかかった介護士さんを見て、
    「足が長いね。」
    「走るの速かったやろう?」
    と声をかけていた。

    その介護士さんが行ってしまうと、今度は私に向かって、
    「私は足が短い。」
    「走るのも遅くて、運動会が嫌いやった。」

    「でも私は頭が良かった。」
    「なんでも一番にならんでもいいやろ?」
    と言って笑っていた。



  • 他人の悪い所は片目で

    「他人の悪い所は片目つぶって見る。良い所は両目でしっかり見る。一歩下がって、相手を観察するのはダメ。」
    と、先生は言っていた。

    確かに、自分のことは棚に上げて、他人のことは厳しく見てしまいがちだ。

    それは劣等感や自己防衛から来るものなのだろうか。

    自分自身や周りの環境に不満があると、人は否定的な見方をしやすい。でも、地位が高くても、頭が良くても、お金があっても、他人を厳しく批判する人はいる。

    幼い頃から身につけてきた考え方なのか。
    それとも、相手の欠点を見つけること自体が生き延びるための本能なのか。

    答えはまだ分からない。

    仮に理由が分かったところで、人を批判したくなる気持ちはなくならないかもしれない。

    それでも先生は穏やかな笑顔で、
    「私は人が大好き。人の悪い所は片目で見るくらいがいい。」
    と言う。

    その言葉にはきっと、私にはまだ見えていない景色があるのだろう。

    とりあえず、今日は先生の真似をしてみようと思う。

    人の悪い所は片目で。
    良い所は両目で。

  • 心を綺麗にしておく

    「嫌なことを言われても、可哀そうな人だと思って受け流す。自分も同じことを言ったら心が汚くなる。心を綺麗にしておくといい顔になる。」

    と、先生は言った。

    とはいえ、綺麗ごとでは済まないこともある。

    嫌な言葉。嫌な態度。

    受け流そうと思っても、なかなか出来ることじゃない。

    正直、先生は元々そういう性質の人なんじゃないだろうかと思った。

    「難しいです」と伝えると、先生は笑って言った。

    「最初は難しくても、意識してやっていると出来るようになるよ。」

    その言葉に、少しほっとした。

    先生は96歳なのに、眉間にしわがない。

    肌はつやつやしていて、優しく、かわいらしい顔をしている。

    先生自身がその言葉を証明してくれている。

    もし本当に心掛け次第なら、私にもまだ望みはあるのかもしれない。

    私もいつか、そんな顔で歳を重ねたい。

  • 生涯現役

    時々、96歳の元小学校教師のおばあちゃんと話すことがある。

    認知症があって何度も同じ話をしてくれるのだが、大抵は先生時代の話だ。

    一昨日会った時は、
    「私は、子どもが勉強ができなくても叱ったことはない。頑張った過程を褒めてやる。」
    「子どもの心を育てることが先生の役目」と言っていた。

    だから、私は「心を育てるにはどうしたらいいんですか?」と質問した。

    すると、考える素振りもなく、笑顔で、
    「そんなことも分からんとね」
    「困っている人がいたら助けてやること」と言った。

    とてもシンプルな答えだった。

    家に帰ってからも、なんとなくその言葉が頭から離れなかった。
    心というのは、行動の積み重ねで育っていくのだろうか。

    そんなことを考えながら、おばあちゃんの日頃の言動を振り返ってみる。

    食事の時、隣の席のおばあちゃんが寝ていると、「起きてご飯を食べんね」と声を掛ける。
    起きて食べ始めると、「偉いね」「凄いね」と笑顔で見守っている。
    そして、介護士さんに「人のことはいいから、自分のご飯を食べてください」と注意されている。

    ふと腑に落ちた。
    おばあちゃんは、目の前にいる人にずっと手を差し伸べ続けているのだ。

    そういえば、私のこともよく褒めてくれる。
    「目が綺麗」「肌が綺麗」といった具合に。

    先生を退いてから何十年も経つのに、相手が子どもじゃなくなっても、自然とやっている。

    「褒めて伸ばすこと」
    「困っている人を助けること」

    特別なことをする必要はないのかもしれない。
    目の前にいる人に、少し手を差し伸べること。
    良いなと思ったことを、少し言葉にして相手に伝えること。

    96歳になっても、認知症になっても、先生は現役だ。
    格好いい。

  • 真剣な皿

    ぎやまん陶を買った。茄子紺と漆ブラウンの二枚。
    手に取った瞬間、思ったより軽かった。
    でも見た目は重厚で、なんというか、凛としている。
    不用意に箸置きを合わせてはいけない気がした。

    試しにお好み焼きのコテ箸置きを置いてみたら、案の定、皿の空気に耐えられなかった。

    たこ焼きはギリギリいけそうだ。
    これは、漆ブラウンとたこ焼きソースの色艶がリンクしているからではないかと思う。

    茶色は包容力があって多少のことは受け入れてくれそうだが、青の方は手強い。隙がない。



    それはそうと、なぜこの皿は料理がおいしそうに見えるのだろう。

    真剣な皿を目の前に、私も真剣に考えている。  

  • ぎやまん陶——料理を美味しそうに見せる皿

    「ぎやまん」は、江戸時代にガラス製品を指した言葉だ。
    語源はポルトガル語の diamante(ダイヤモンド)といわれている。明治時代以降は「ガラス」という呼び名に取って代わられ、今では殆ど使われない。

    カネコ小兵製陶所のぎやまん陶は、磁器でありながらガラスのような透明感と、漆器のような深い色艶を持つ。
    実物を見ると、「ぎやまん」という古い言葉がよく似合う。

    皿には放射状にしのぎが入っていて、自然と真ん中に視線が集まる。盛りつけられた料理が主役になるデザインだ。

    カラーは茄子紺、漆ブラウン、墨ブラック、利休グリーンの4色。
    私は茄子紺と漆ブラウンを使っていて、どちらも料理を美味しそうに見せてくれる。

    特に、茄子紺は料理を瑞々しく見せ、漆ブラウンは料理をより味わい深く見せてくれる気がする。

    スーパーの寿司

    ハンバーグ

    実用性も高い。食材の色が移りにくく、温める程度なら電子レンジにも使える。比較的軽く、普段使いしやすい。


    このシリーズは数年にわたる試作の末に完成したという。

    「飴釉を扱うと窯元がつぶれる」とまでいわれた釉薬を使いこなし、2008年の発売以来、世界中で愛されている。

    実際に使ってみると、その理由が分かる気がする。

  • 雨の匂い

    仕事帰り、先輩が「雨が降る匂いがする」と言った。

    今まで意識したことはなかったけれど、実際に雨の匂いというものはあるらしい。

    植物の油分、土壌中の微生物が作るゲオスミン、オゾン。

    ちなみに、その日はからっ晴れだったけど、次の次の日は小雨だった。

    どのくらい先まで効力があるのだろう。雨の匂い。

  • 箸置き沼の独り言 #1 箸置き候補

    小さな置物がすべて箸置きに見えてきた。

    疲れているのだろうか。

    明日もそう見えたら、箸を置いてみようか。

    やっぱり箸置きかもしれない

    特に猫